smartee 中国製マウスピース矯正から考える、真実。
2025.03.25
スマーティ(Smartee)矯正とは?
インビザラインとの違い、患者・歯科医師が始める前に考えるべきこと
「マウスピース矯正=インビザライン」
このイメージが強い中で、最近日本に入ってきた新たな選択肢が「スマーティ(Smartee)」です。
スマーティは中国製の格安マウスピース矯正メーカー。


スマーティ(Smartee)とは?
スマーティは2004年に中国で開発された、国産マウスピース矯正システムです。
格安な価格帯を武器に、中国国内で「模倣力」と「安価な労働力」を使用し製造するメーカーです。
中国国内のマウスピース矯正の現状
中国におけるマウスピース矯正市場で、最も実績があるのは今でも インビザライン(Invisalign) です。
✅ インビザラインの強み
全世界で1700万人以上の治療実績(2024年現在)
1997年アメリカ発祥、2000年から世界展開
**AIと連携した治療計画ソフト「クリンチェック」**により、精密なシミュレーションが可能 世界中の矯正専門医が採用しており、安定した治療精度と信頼性を誇る
「中国国内の現状」
都市部では高所得者がインビザラインを選ぶ傾向が強く、地方ではコストを重視しスマーティやエンジェルアライナーなどの格安メーカーが選ばれることもあります。
「潤(ルン)」が避ける、smartee(格安メーカー)
中国の方でも、よりよい医療や教育を求める方の事を「潤(ルン)」といいます。
このルンと呼ばれる超富裕層や知識人は、日本の医療・教育を求めて移住し、日本国内でインビザライン治療を受けている現状があり、格安メーカーを避ける傾向にあります。
「なぜスマーティが日本でも販売されるのか? 」
現在、日本の歯科医師も「二極化」が進んでいます。
症例数が非常に多く、経験豊富なクリニックではインビザライン材料費を抑えることができる一方、そうでないクリニックでは、材料費の高さに悩まされるケースも。
そのためコストを抑えたい医院や、これからマウスピース矯正を導入しようとする医院がスマーティのような格安メーカーに目を向けるのも事実です。
それでいいのでしょうか? 歯科医師として、やはり慎重になるべきです。
✅ 症例数が少ない
✅ 長期的な実績がない
✅ 安全性のエビデンスが乏しい
これらが不明確な状態で治療を始めることは、患者さんにとっても大きなリスクとなります。

「比較しても一目瞭然。 」
それでも中国メーカーを選びますか?
矯正は一生に一度の、大切な医療です。
人の「顔」に直接関わる治療であり、絶対に失敗は許されません。
当院では、**世界シェアNo.1のマウスピース矯正「インビザライン」**のみを採用。
治療はすべて、日本成人矯正歯科学会所属の歯科医師が責任を持って行っております。
当院では無資格者(歯科助手・アシスタント・TCなど)は在籍しておりません。すべてのスタッフが国家資格を有しております。
迷ったときは、「信頼できる治療」を。
あなたの大切な歯並びと笑顔のために、最良の選択をお手伝いします。