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はじめに
今回は、ギャラクシーアラインを実際に使用し、1年5ヶ月にわたる治療を経て歯並びを整えた実例症例をご紹介します。
治療記録はすべて時系列で保存されており、2024年1月から2025年5月までの成長と変化を、リアルな写真とともにご覧いただけます。

この症例は、ギャラクシーアラインの効果を正しく伝えるとともに、
小児矯正の可能性を示す“モデルケース”といえるでしょう。

患者情報（保護者了承のもと掲載）
性別：女児（治療開始時 9歳）
治療期間：2024年1月〜2025年5月（1年5ヶ月）
主訴：前歯の重なり、上下の正中のズレ、歯並びの将来的な不安
希望：なるべく抜歯せず、取り外しできる目立たない矯正を希望

Step 1｜初診時：2024年1月

初診時には、前歯の叢生（ガタガタ）と上下の正中のズレ、奥歯の咬み合わせのズレが確認されました。
当院では精密スキャンを行い、治療計画を立案。技工士と設計担当が連携してマウスピース作成を開始しました。

 

Step 2｜使用開始直後：2024年5月

装置装着時は、やや硬さを感じるものの、すぐに慣れる様子がありました。
「目立たないし、友達にも全く気づかれない！」と、お子さまも前向きに使用を開始しました。

Step 3｜治療初期経過：2024年6月・7月

この時期には、前歯の交差が徐々に改善されてきました。
特に前歯の「ねじれ」「重なり」が緩和され、歯列のアーチが滑らかになってきたことが確認できます。
使用時間の遵守率が高く、保護者の協力度も非常に高かった症例です。

Step 4｜中間経過：2024年10月・12月

約10ヶ月経過時点では、上下の正中が自然に揃い始め、前歯のバランスも大きく改善されてきました。
装置の再設計を1度行い、成長に合わせたステップアップを実施。
この時期から笑顔の印象も大きく変化し、顔貌にもよい影響が見られました。

Step 5｜仕上げ段階：2025年2月

この頃には、ほぼ理想的な歯列アーチが完成し、咬合バランスも安定。
保護者の方からは、「ここまで変わるとは思っていなかった」と嬉しい声をいただきました。

Step 6｜治療完了：2025年5月

1年5ヶ月の治療を経て、抜歯なし・ワイヤーなし・目立たずというすべての目標を達成。
本人の頑張りとご家族の協力によって、理想的な形でゴールを迎えました。

 

治療まとめ
使用期間：2024年1月〜2025年5月（1年5カ月）
使用装置：ギャラクシーアライン
マウスピース交換：2週間ごと
再設計回数：２回
使用時間：基本的に起床中（1日18〜20時間）
保護者の協力度：非常に高い

 

ギャラクシーアラインは“育てる矯正”の時代を切り拓く
この症例は、ギャラクシーアラインがどれほど自然に、そして確実に歯並びを整えるかを示す強力な実例です。
特別なことはしていません。ただ「正しく続けただけ」で、ここまでの結果が出ました。

子どもの成長に合わせて、負担なく、美しく。
ギャラクシーアラインは、まさに次世代の“育てる矯正”です。

次回：他社装置との徹底比較
次回は、インビザラインファーストやプレオルソなど、他の小児矯正装置との違いを、
使用感・効果・費用など多角的に比較していきます。

 

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第4回：他社製品との比較レビューへ続く