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Vivera™ リテーナー使用説明書

みんなの矯正

2025.07.05

日本語 (JAPANESE)

装置の説明
Viveraリテーナー(保持器)は、医師の処方による薄型かつ透明のプラスチック製の取り外し可能な歯列矯正用リテーナー(保持器)であり、患者の歯列が動くのを防ぎます。

使用適応
Viveraリテーナーシステムは、患者の歯列を固定し、安定させるために使用されます。

警告
稀に、リテーナーのプラスチック素材にアレルギー反応を示す患者がいます。このような場合は、直ちに使用を中断し、医療専門家にご相談ください。また、アライン・テクノロジー社にもご連絡をお願いします。
リテーナーもしくはその一部を誤って飲み込んだり、吸引した場合、人体に害を及ぼす可能性があります。
安全上の注意
リテーナーを熱湯、熱源、化学薬品に近づけないようにしてください。
リテーナーは、幼児やペットの手の届かない場所に保管してください。
リテーナーは、必ず湿度の低い涼しい場所に保管してください。
健康状態や特定の医薬品の服用により、リテーナーの装着効果に影響を与える場合があります。

患者への一般的なリスク
Viveraリテーナーの使用により、従来の歯列矯正治療に伴うリスクと同等のリスクが患者に生じることがあります。従来の歯列矯正治療に伴うリスクには、以下のようなものがあります。

リテーナーを初めて装着したとき、歯に圧痛を感じる場合があります。
リテーナーは一時的に発音に影響を与える場合があり、結果として舌のもつれが生じることがありますが、リテーナーの装着に伴う発話障害は通常、1週間から2週間以内に軽減します。
所定の1日あたりの装着時間が守られない場合、望まれる治療結果の実現に影響を与える可能性があります。
リテーナーによって、歯肉、頬、口唇に擦り傷や炎症が生じる場合があります。
治療期間中に患者の歯磨きやフロスによる手入れが不十分な場合、またはリテーナー装着中に糖分を含む食品・飲料を摂取した場合、虫歯や歯周病、歯の着色・脱灰による永久的な跡が生じる可能性があります。
一時的に唾液分泌が増加したり、口腔内の乾燥が生じる場合があります。
歯が特殊な形状の場合、リテーナーの適合度や治療効果に影響が出ることがあります。
既存の補綴修復物(歯冠など)が脱離し、再接着や交換が必要になることがあります。
過去に歯が損傷していた場合や、大規模な補綴修復処置が行われていた場合、歯の状態が悪化する可能性があります。稀に、歯の寿命が縮まり、歯内治療や追加的な補綴修復処置などが必要になったり、歯が失われる可能性もあります。
歯槽骨および歯肉の健康が損なわれ、悪化する場合があります。
稀に顎関節に問題が生じ、関節痛や頭痛、耳に障害が発生することがあります。
使用方法
新しいリテーナーを装着する前に、十分に洗浄してください。
パンフレット『ビベラ・リテーナーのご使用方法について』の記載内容を患者にご説明ください。
リテーナーにはそれぞれ固有の症例番号と記号(上顎用は「U」、下顎用は「L」)が表記されています。
リテーナーの装着
最初に、リテーナーを患者の歯列に合わせ、前歯部を優しく押し付けます。
次に、左右それぞれの臼歯の上に指先をあて、左右均等の力で押し付けます。リテーナーが所定の位置にパチンと収まれば、装着完了です。
リテーナーは、患者の歯列に無理なく適合するはずです。無理に押し込まないでください。
リテーナーを装着する際、歯を噛み合わせることによってはめ込むことは避けてください。リテーナーの破損の原因になります。
リテーナーが軟組織を圧迫していないか目視で確認してください。必要に応じてリテーナーを調整・研磨してください。
リテーナーの取り外し
片側の臼歯から反対側の臼歯に向かって順番に、指でゆっくりと取り外してください。
尖ったものを使用して取り外さないでください。リテーナーが破損する原因になります。また、必要以上の取り外しは避けてください。
取り外し後は、すぐにリテーナーを水ですすぎ、余分な水気を取り除いた後、付属の専用ケースに保管してください。
何度も診察を行う必要性を省くためにも、上述した手順に従ってリテーナーの装着・取り外しを患者に実際に行ってください。

ご提供時のリテーナーの状態
各リテーナーは、お届け前に洗浄および包装されています。リテーナーには、Vivera(ビベラ)のロゴおよび患者を識別する症例番号が印字されています。

本製品の取り扱いは、歯科医師免許を有する歯科医療従事者に限ります。

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