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【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療

私、新渡戸康希が「治療の質」と「通いやすさ」を両立させる理由

【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療

こんにちは。
池袋の歯医者さんみんなの矯正歯科・こども歯科クリニックの
新渡戸康希です。

日々診療をしている中で
「患者様にとって本当に価値のある医療とは何か?」
という問いを常に考えています。

現代は
治療が“早い”
説明が“わかりやすい”
予約が“取りやすい”

こうした要素がとても求められる時代です。
実際に世の中の価値観は

昔:コスパ(安ければ良い)
今:タイパ(速くて効率的で結果が良い)

へ大きく変化しています。

歯科医療も例外ではありません。

そこで今回は、当院が2025年の制度変更に合わせて導入した
「唾液測定ペリオシグナル」について
患者様向けに分かりやすくまとめました。

 

1 なぜ今、唾液測定なのか
歯周病検査は“時間がかかる”という大きな壁があった
従来の歯周病検査は
プローブという器具で歯周ポケットを測る方法でした。

しかしこの検査は

歯科医師や歯科衛生士の経験に左右される
時間がかかりチェアタイムを圧迫
訪問診療や障害のある方には実施が難しい

こうした課題がありました。


患者様にとっても
痛い
時間が長い
何をされているか分かりにくい
という負担がありました。

実際に歯科医療の現場では
「検査に使う時間をもっと診療に充てたい」
という声が多く聞かれています。

 

2 唾液測定ペリオシグナルとは
たった数滴の唾液で歯周病リスクを“見える化”

【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療

ペリオシグナルは、唾液を使って歯周病のリスクを評価する検査です。

特徴は3つあります。


1 患者様ご自身で採取できる
2 痛みがない
3 生活習慣や炎症状態を数値化できる

さらに測定される項目は
「ヘモグロビン」と「LDH」の2つ。

ヘモグロビン=歯ぐきからの出血の指標
LDH=細胞破壊の指標(歯周病の進行度)

この2項目は
治療を行うと数値が下がる特徴があります。

つまり
「良くなっているかどうか」が誰でも分かる
本当に“見える診療”が可能になるのです。

 

3 症例紹介(実際の患者データ)
数値が変化すると、患者様の行動も変わる
今回の資料の症例から、代表例を2つ示します。

【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療
【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療
【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療

初回測定
ヘモグロビン高値
LDH高値
→ 高リスク判定

治療:SRPを実施
生活習慣指導
ブラッシング改善

2回目の測定では、
ヘモグロビン値が大きく減少
LDHも改善
→ 中〜低リスクへ移行

この患者様は
「数値が下がった」という明確な変化が見えたことで
通院意欲が向上し、その後も定期検診に来院されています。

 

症例②

【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療
【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療
【2025年版】患者様へ 唾液測定ペリオシグナルで変わる歯科医療

初回測定:中リスク
→ 一見問題なさそうに見えるが
LDHが基準値近くまで上昇しており
“進行の一歩手前”と判明

この段階で
早期治療
生活改善
セルフケア見直し
を行ったことで

2ヶ月後には
低リスクへ改善。

本人も
「自分では気づけなかった」
と非常に納得されていました。

これらの症例はすべて資料に基づいています。



4 タイムパフォーマンスの重要性
患者様にとっても“早い”は最大の価値
唾液測定が評価されている最大の理由は

検査が早い
結果が分かりやすい
診療の流れがスムーズ

という、タイムパフォーマンスの高さです。

現代では
「価格が安い」よりも
「時間を無駄にしない治療」が選ばれる傾向があります。

・予約が早い
・治療が早い
・会計が早い
・対応が早い

当院はこの4つを徹底するため
24時間Web予約
Web問診
キャッシュレス対応
AIチャットサポート
まで導入しています。

「早いのに丁寧」
これが2025年以降の歯科医院のスタンダードです。

 

5 なぜ歯科医院が唾液測定を導入するのか
患者様の健康と、医院の健全運営のため
ここから少しだけ「経営面の話」を分かりやすくお伝えします。

歯科医院は医療機関ですが
継続運営のためには人材育成
衛生環境整備
高度設備の導入
これらに多くの投資が必要です。

だからこそ

無理な安売りは医院を弱らせる
ブランディングの価値を高める
タイムパフォーマンスで差別化する

という考え方が必要になります。


唾液測定は
医院側の負担が軽く
患者様の時間も奪わず
治療の質を上げ
説明の根拠も明確になり
再診率も向上する

医療と経営の両方でメリットがある手法です。

もちろんこれは
“金儲けのための話”ではありません。

良い医療を長く続けるための
「健全な仕組みづくり」の話です。

 

6 法改正と国民皆歯科健診
唾液測定が“一般化する未来”はすぐそこまで来ている
2025年から本格化する
国民皆歯科健診。

その柱になるのが
唾液測定です。


なぜなら
大量の国民を短時間で検査でき
痛みがなく
自己採取も可能で
精度も安定する

この4つの条件を満たすためです。

つまり
唾液測定は“義務化レベル”に近い形で
歯科医療の中心になります。

当院が早期導入した理由は
患者様が制度移行時に困らないよう
先に準備しておきたかったからです。

 

7 まとめ
これからの歯科医療は「時間」と「見える化」がカギ
唾液測定は
患者様の負担が少なく
結果がわかりやすく
診療の質を大きく高める検査です。

そして私が強く感じているのは

治療の質
医院の安定
患者様の満足度

この3つはすべてつながっているということです。

ペリオシグナルは
その中心になる検査だと確信しています。

気になる方は
ぜひ一度ご相談ください。

 

池袋の歯医者さんみんなの矯正歯科・こども歯科クリニック
〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目2−1 ウィックスビル 9階
電話番号:03-6907-3967

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