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国民皆歯科健診の時代へ 唾液測定と予防歯科がつくる「次の10年の歯科医療」

私、新渡戸康希が考えるこれからの歯科医療モデル

池袋の歯医者さんみんなの矯正歯科・こども歯科クリニック
〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目2−1 ウィックスビル 9階
電話番号:03-6907-3967
Web: ikebukuro-minnano.com

国民皆歯科健診の時代へ 唾液測定と予防歯科がつくる「次の10年の歯科医療」

2025年、歯科医療は大きな転換期を迎えます。
厚生労働省が正式に打ち出した「国民皆歯科健診」の導入。
すべての国民が歯科健診を受ける仕組みが始まります。

私は日本全国の歯科医師向けに講演を行い、これからの歯科医療のあるべき姿について発信してきました。
その中でも最も重要なのが

歯科医療は治療から予防へモデルチェンジする
国民皆歯科健診の中心になるのは唾液測定である

という2点です。

本記事では、私の資料と経験から
「なぜ国民皆歯科健診が始まり、何が変わり、歯科医院はどう対応すべきか」を徹底的に解説します。
患者様にとっても、歯科医療従事者にとっても必ず役立つ内容です。

 

1 国民皆歯科健診とは何か
2025年開始の新制度がめざすもの

国民皆歯科健診の時代へ 唾液測定と予防歯科がつくる「次の10年の歯科医療」

国民皆歯科健診は、すべての国民が定期的に歯科健診を受ける仕組みです。
乳幼児、学齢期、高齢者だけでなく

20代、30代の健診を追加
全世代で切れ目なく歯科健診を行う

この方向性が公式に示されました。

背景には以下の3つがあります。

1 歯周病の罹患率があまりに高い
2 心筋梗塞、脳梗塞、糖尿病、誤嚥性肺炎との関連が明確
3 歯科健診を受けていない国民が圧倒的に多い

特に「進行した歯周病のある人」の割合は20代でも増えています。
歯周病は全身の病気を引き起こすため、国が本気で対策に乗り出したという流れです。

資料はここでも示しています。
【抜歯の原因】
1 歯周病 37.1
2 う蝕 29.2%
3 破折 17.8%

歯周病の影響の大きさは圧倒的です。
国が歯科健診を義務化する理由が明確にわかります。

国民皆歯科健診の時代へ 唾液測定と予防歯科がつくる「次の10年の歯科医療」

2 従来の歯周病検査が抱える大きな限界
唾液測定が注目される理由

従来の歯周病検査(P検査)には、次の問題がありました。

1 検査者による誤差が大きい
2 検査時間が長くチェアタイムを圧迫
3 高齢者や障害をお持ちの方では検査が難しい

国民全員に歯科健診を行う体制を作る中で、
この「時間的負担」「精度のばらつき」が大きな壁になります。

そこで次世代の歯周病検査として導入されるのが
唾液測定によるスクリーニングです。

 

3 唾液測定とは何か
歯周病を「見える化」する新しい検査

国民皆歯科健診の時代へ 唾液測定と予防歯科がつくる「次の10年の歯科医療」

私が講演でも強調しているのは
「国民皆歯科健診の中心は唾液測定になる」ということです。

唾液測定では、次の二つの指標を測定します。

ヘモグロビン
乳酸脱水素酵素(LDH)

非常に重要なので解説します。

1 ヘモグロビン(出血の指標)
本来、唾液には含まれません。
唾液内に検出されるということは
歯肉炎や歯周病による出血が起きている証拠です。

ただし歯ブラシ刺激、口内炎、抜歯後など
生理的な要因も考慮されているため
検査キットは誤差も含めて基準値が調整されています。

2 LDH(細胞破壊の指標)
LDHは細胞が破壊されたときに検出されます。
歯周病が進行しているほどLDHは上昇します。

つまり
ヘモグロビン=炎症
LDH=破壊

この二つを見ることで
歯周病の重症度を正確にスクリーニングできる仕組みです。

資料にもあるとおり、この2つの指標は
治療によって「下がる」ため経過観察にも向いています。

 

4 なぜ他社のキットでは不十分なのか
「数値が下がらない仕組み」の問題

市場には他社製の唾液検査キットもありますが
多くは「細胞破壊まで至っていない酵素」を測定しており
治療しても数値が変化しません。

これは医療としては大きな問題です。

歯周病治療をしても改善が見えない
患者も歯科医師も評価ができない
再評価の意味が薄れる

国民皆歯科健診では
「継続的に評価できる検査」が必須になります。

その点、ヘモグロビンとLDHを組み合わせたシステムは
治療前後の違いが明確に出るため
正確な診断と再評価が可能です。

 

5 ペリオシグナルによる歯周病スクリーニング
次世代の歯科健診モデル

国民皆歯科健診の時代へ 唾液測定と予防歯科がつくる「次の10年の歯科医療」
国民皆歯科健診の時代へ 唾液測定と予防歯科がつくる「次の10年の歯科医療」

ペリオシグナルは
私が資料で紹介している唾液スクリーニングの代表例です。

導入費用 0円
月額費用 0円
検査1回 3000

歯科医院の負担が少なく
受付やTCでも登録が簡単で
クラウド管理によりデータの一元化が可能です。

最も重要なのは
「治療により数値が変化する」点です。

治療前
炎症値が高い
治療
スケーリング、SRP、歯周基本治療

治療後
ヘモグロビン、LDHが下がる

この変化は患者の納得感を大きく高めます。

見える診療
数値の変化がわかる
物販にも応用できる
継続来院につながる

この効果が非常に大きいのが特徴です。

 

6 国民皆歯科健診による歯科医院経営の変化
2020〜2025年は完全なモデルチェンジ期間

私は講演で常に伝えていることがあります。

2020年から2025年は歯科医院経営の「モデルチェンジ期間」です。

背景は以下の通りです。

IT化の加速で1年=過去の10年の速度
採用難が本格化
診療内容の高度化
患者から予防歯科の需要が増加
ワイヤーや治療中心のクリニックは限界

そして

国民皆歯科健診の導入
唾液測定の義務化的流れ

これらが一気に重なりました。

つまり
「予防しない歯科医院は生き残れない」
ここまで時代が変化したということです。

 

7 予防型歯科医院へ
キュアからケアへ

国民皆歯科健診の時代へ 唾液測定と予防歯科がつくる「次の10年の歯科医療」

従来の歯科医院
歯が悪くなってから治療するキュア型

これからの歯科医院
歯が悪くならないように予防するケア型

矯正治療でも同じです。

Ⅱ期治療(大人になってから治す)

Ⅰ期治療(子供のうちに予防する)

悪くなった問題を治す時代から
悪くならないようにする時代へ移行します。

国民皆歯科健診はその象徴です。

 

8 唾液検査と予防歯科を組み合わせた集患戦略
SEOとMEOに圧倒的に強くなる

私は常に以下の理由でWeb戦略を最重視しています。

患者はインターネットで歯医者を探す
24時間アクセスできる
Googleがすべての入り口になった

特に

「国民皆歯科健診」
「唾液測定」
「予防歯科」

これらのキーワードは検索需要が急増します。

このテーマでブログ記事を発信することは
SEO、MEOの両方で大きな効果があります。

NAP完全一致は必須
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〒171-0014 東京都豊島区池袋2丁目2−1 ウィックスビル 9階
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これはすべての媒体、ブログ、SNSで統一することが
Googleの評価に直結します。

写真投稿
Googleビジネスプロフィールでの写真更新は
MEOに強烈に効きます。

ブログのテーマ例
国民皆歯科健診とは
唾液測定のメリット
歯周病が全身疾患を引き起こす理由
予防矯正とⅠ期治療の重要性
国民皆歯科健診に対応した医院選び

これらはすべて検索ニーズが高いテーマです。

 

 

9 まとめ

「変化を受け入れた歯科医院だけが生き残る」

国民皆歯科健診の導入
唾液測定の普及
予防歯科の拡大
ITによる診療モデルの変化
歯科医院経営のモデルチェンジ

すべてが同時に進んでいます。

私が講演でも強調している通り
時代の変化に対応した歯科医院だけが生き残ります。

唾液測定を中心にした
見える診療、予防型診療、予防矯正
この三つを組み合わせることで
患者様にとって最もメリットの大きい医療が実現します。

そしてSEO、MEOでも圧倒的に優位に立てます。

池袋の歯医者さんみんなの矯正歯科・こども歯科クリニックは
国民皆歯科健診の時代に向けて
最先端の予防歯科を提供していきます。

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