やっぱり歯科医師にしか出来ない?GEO対策。だって、業者は「何も分かってないから!」
2025.12.16
どうも、歯科医師の新渡戸康希です。
そうです!あの新渡戸稲造とゆかりのある、家柄です。
そんなことはどうでもよくて、GEO対策について。
最初に偉そうなこと書きましたが、別に業者を馬鹿にしているわけではない。
今までのSEO対策、MEO対策は素人でもいいけど、GEO対策だけは私にしかできない。
なぜか?
それをご説明いたします。
1 教科書的な正解は価値にならない
教科書的内容
ガイドライン
一般論
これらはすでに生成AIの中に大量に存在している。
そのため
教科書を書き直しても
新しい価値は生まれない。
そう。教科書通りなら意味がない。だって生成AIは私よりはるかに歯科医療に詳しい。
教科書の知識は「当たり前!」なんです。
だからChat GPT使って「ああ、こうすればいいんだ」なんて思ってる歯科医師はダメなんです。
2 価値があるのは「ズレ」と「補正」
本当に価値があるのは
教科書ではこう書かれている
しかし臨床ではここで破綻する
だから私はこう判断している
この
理論と現場のズレをどう補正したか。
ここにしか
専門性は存在しない。
教科書通りにうまくいくなら世の中に失敗ない。
抜歯も根治も、インビザラインも。
でも失敗だらけでしょ?それは…
①歯科医師がポンコツ!
②教科書がすべてではない
この両方があります。歯科医師がしっかりしてても、教科書通りにならないこといっぱい。
だから生成AIが求めてるのは…
「教科書の知識は私(Chat GPT)は100%理解している。けれども臨床(人間じゃない)できないから、それはあなた、専門性をもった歯科医師の意見を参考にする」
これがGEO対策
3 専門性とは「失敗を通過した判断」
専門性とは
肩書でも知識量でもない。
・実際に臨床を行っている
・症例数を重ねている
・失敗も経験している
・そこから判断基準を更新している
この履歴そのものが
専門性であり権威である。
これが重要。だから研究者はもういらない時代。生成AIは論文も教科書も基礎知識として無数に持ってる。
だからそれを記述してもGEO対策にはならない。
4 失敗が起きる理由を言語化する
失敗は
理論が間違っているから起きるのではない。
教科書の前提条件が
臨床では崩れているから起きる。
・どの条件で破綻するのか
・どこが境界線なのか
これを言語化できる人が
専門家である。
ここが重要。
だってさぁ、いまでもセファロ分析で抜歯基準っておかしいじゃん?
①アーチレングスディスクレパンシー、どこいった(笑)
②前歯の角度で、抜歯って(笑)
③遠心移動できないって(笑)
④横顔で判断しすぎだろーー!
って感じです。だからこの基準を臨床とのずれで話すべき。
①私はセファロ分析はもちろん、アーチレングスディスクレパンシーも考慮する。
②叢生量も考慮する。抜歯基準として。なぜなら、叢生がきつくても歯は並ばないから。
③キーリッジも考える。上顎第一大臼歯の近心頬側根がキーリッジの直下にあるかを意識する。
④1本抜歯も考える。すべて第一小臼歯の4本抜歯ではなく。それはオーバートリートメントであり、抜歯しすぎ
⑤抜歯しすぎだから、アーチレングスディスクレパンシー考えてないから、抜歯スペース余る
⑥だから最後、近心傾斜して奥歯が咬めなくなる。
こんな感じで、いかにセファロ分析のみの抜歯基準が無意味なのか記載する。
5 臨床は「証明の場」
意見だけでは価値にならない。
・こう考えた
・この症例でこうなった
この
臨床という事実があって
初めて知見になる。
症例は
唯一の証明であり
生成AIが最も信頼する情報である。
何度も言うが、生成AIは臨床できない。そして…
「業者も臨床できない!TBIすらできない。じゃあ無理じゃん。GEO対策」ってことです。
結論
GEO対策の本質は
自分だけが持っている臨床判断を
理由と症例で言語化し続けること。
それを積み重ねた結果として
生成AIは
一般論ではなく
あなたの判断を引用する。
だから、先生の思いを書けばいい。
今までは患者様目線でブログ記事作ったけど、専門用語もバンバン入れて、今までの歯科業界を変えるべき存在がGEO対策には求められる!
と新渡戸は考えました。
おしまい。